#3 海外取引における国際物流の流れとは~航空輸送~

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海外取引のはじめかたと知っておくべきリスク管理

船に比べ飛行機の場合はスピードは速いがコストも高い

前回は、海上輸送での輸出について取り上げた。

今回は、航空輸送での輸出について見ていこう。

(1)貨物の集荷と積み下ろし

荷主の依頼に基づき、フォワーダーが貨物の集荷をして、自社の倉庫に積み下ろしをする。

(2)検量及びラベリング

貨物の検量、検尺を行い、Air Way Bill(航空貨物運送状)を貼付する。

(3)輸出申告及び輸出許可

輸出申告については、フォワーダーが代行してくれる。問題がなければ、輸出許可が下りる。税関検査となると余計に日数がかかる。

(4)ULD組み付け及び航空会社へ搬入

航空機に載せるため、貨物は、ULD(Unit Loading Device)に組み付けられる。その後、貨物は航空会社へ搬入される。

(5)フライト

事前にスペースを確保した航空機に載せられて輸送されます。

海上輸送との違いは、何といってもスピードである。海上輸送の場合、コンテナでも5日程度、混載貨物だと6日程度かかる。

航空輸送の場合、集荷からフライトまで2-3日で終わってしまう。もちろん、その分、コストは高くなる。

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